台湾の庶民のおやつ

ティエダンは「鉄の卵」という意味の卵を使った料理です。淡水という町の名物で、卵をしょうゆ等の濃いめの味付けでじっかりと煮込み、1週間ほど乾燥させたものです。これはゆで卵よりもずっと固く、卵とは思えません。真空パックのものであれば、日持ちがする為、お土産にも最適です。真っ黒な見かけとは裏腹に、非常においしく、癖になる味です。ニワトリの卵のほかにうずらの卵もあり、これはおやつには最適です。ニワトリの卵は10個で300〜400円、ウズラの卵なら30個程度で300円程度とリーズナブルなのもうれしいグルメです。淡水にはこのティエダンを売る店が多く、食べ比べてみるのもおすすめです。さて、台湾の珍味と言えば「皮蛋(ピータン)」を思い描く人も多いことと思います。このピータンは、アヒルの卵を強いアルカリ性の状態に置いて熟成させたもので、白身の部分がゼラチンのようにプルプルしており、黄身が緑がかっているのが特徴です。このピータンには独特の臭いがある為、切ってからしばらく空気にさらしておくと食べやすくなります。クセが非常に強く、食べなれていない人には食べにくい食材ですが、中国や台湾では珍味の高級食材として人気が高く、高級中華料理店等の前菜として提供されます。台湾ではジージャオと呼ばれる鳥の足も人気です。足と言ってもLegではなくFootの部分で、つまり日本では普段は食べられない部分です。しかし、実際には日本でも一部地域では甘辛く煮たり、揚げたりして食べられています。この鳥の脚を食べる文化は意外と世界中に分布していて、アフリカ圏や南米でも見られます。台湾は特にこの鳥脚の食文化が発達しており、夜市などで簡単に食べることができます。爪がついていて、少し食べるのに勇気がいりますが、よく動かす部分のせいか非常においしくいただけます。日本人は好きな味だと思います。