中国の調味料

腐乳(フール―)とは、豆腐を塩漬けにして発酵させたチーズのようなものです。沖縄で食される「豆腐よう」の原型であるともいわれるこの腐乳は調味料として使われます。「腐」の文字が使われていることから臭いが強いような印象を受けますが、実際には豆腐ようの方が匂いが強いとされます。腐乳は非常に塩辛く、おかゆや野菜炒めに使われます。非常に塩辛いので、酒のあてにもピッタリで、そのまま食されることもあります。価格も安いため、中国ではポピュラーな食材です。腐乳にも種類があり、紅麹を使った紅腐乳、トウガラシを入れた辣腐乳、さらに発酵をすすませて、臭いも強烈な臭腐乳など種類も多く、特に臭腐乳はクセが強く人を選びます。中国は4千年の歴史があるといわれるだけあって、食文化も発達しています。高級食材のツバメの巣なども貴重な珍味です。ツバメの巣は主に広東料理で使用される希少価値の高い食材で、独特のゼリー状の食感が魅力です。ツバメの巣はもともとは漢方に用いられる食材であり、美容と健康に効果があるとされています。このツバメの巣は断崖絶壁に多く、採取作業は命がけで、そのためさらに希少価値があるとされます。味よりも食感やその希少性が重視され、今では高級中華料理店でしか食べることができません。特に高級とされるのがツバメの巣に血が混じっている血燕(シェイエン)と呼ばれるものです。調理法としてはスープやデザートの食材として多く使われます。