うには実は卵巣!
うには全身に棘を持つ海中生物です。一般的にはムラサキウニのように丸く、全体に棘を持ったものが有名ですが、タコノマクラなど、うにとは思えない外見のものもあります。このうにの中で、食用に適しているのが、ムラサキウニ、バフンウニ、エゾバフンウニ、アカウニです。これらの生殖腺(精巣&卵巣)を主に生食にします。鮮度が重視される食材で寿司やどんぶりに使われることが多くなっています。ミョウバンやアルコールなどを使用しない鮮度の高いうにを食べるのは日本国内でも難しく、高級食材となっています。初夏に獲れるものが最もおいしいとされています。このうにが日本三大珍味とされるようになったのは、塩蔵法と呼ばれる塩漬けの方法が江戸時代に開発され、うにが保存食として福井藩に納められたことによります。この塩うにが宮家や他藩の贈答として使用され、そのおいしさが全国的に広がったためと言われます。この塩うには現代のものよりもかなり多くの塩分を含んでいたとされ、それこそ珍味とされるのに値するものだったようです。海外の日本食(寿司)ブームも伴い、最近では海外でのうにの需要も高まっています。パスタなどに使われることも多く、特に女性にはうにを使ったパスタは人気となっています。アルコール漬けのうには現在でも贈答用などとして人気があります。